2017年01月28日

おもしろくないお話しです。

こんにちは、宮本です。
本日は塗料のお話をちょっとだけ。

専門家(自分を専門家と表現するのは気恥ずかしいですが、この際ご容赦を)がブログで専門用語を使いながら専門的なお話をしてもおもしろくないと思いますが、興味のある方は読んでみてください。

外壁や屋根を塗り替えするのにどんな塗料がいいのか?
多くの塗装屋さんのホームページを見ると、シリコン樹脂塗料が推奨されているケースが多いです。
さらにその上級の塗料としてフッ素樹脂を推奨しているケースもあります。
中には耐久性比較表を自作で掲載しているのも見かけます。
例として、「アクリル5年・ウレタン8年・シリコン10年・フッ素20年」など。

「ウレタン」といっても水性1液のものもあれば、弱溶剤1液、弱溶剤2液、その他にも多くの種類があり、「シリコン」にも同様に様々な種類の塗料があります。
にもかかわらず、「ウレタン」の耐久性ををひとくくりに8年と表現できる適当さには微かな怒りが湧きますが(笑)

当店に塗り替えのご相談をいただいた施主様に私が提案するのは、次回の塗り替えまでに10年は塗膜が維持できるように下地調整と下塗り材、仕上げの上塗り(中塗りと上塗りの2回塗り)の材料を提案いたします。
ウレタンだから8年ではなく、ウレタンを提案する場合でも、10年塗膜が維持できるように一連の工程と使用材料を選定して提案します。
また、施主様から塗料の種類を指定してご要望される場合もありますので、そのご要望に応える形で施工する場合もあります。

塗料は@樹脂とA顔料とB添加剤の概ね3つで構成されています。
一般的に「ウレタン」とか「シリコン」という場合、塗料の構成要素の@樹脂にあたる部分を指します。
Aの顔料は「色」を出すための構成要素。
そして、B添加剤は様々あって書ききれないのと私自身も詳しく説明できるだけの知識がまだないのですが、例えば乾燥促進剤や増粘剤、界面活性剤などもあります。添加剤は複数の物が塗料の施工性や耐久性を支えるために使用(混入)されています。

「ウレタン」と「シリコン」は何が違うのか。
すごく簡単に言うと、樹脂を構成する分子が「ウレタン」の場合はウレタン結合、「シリコン」の場合はシロキサン結合という違いです。で、ウレタン結合より、シロキサン結合の方が結合エネルギーが大きいということです。ちなみに「フッ素」は炭素フッ素結合(C-F結合)といってあらゆる樹脂の中で最も安定した強固な結合性を持っています。

しかし、では、ウレタンはだめで、シリコンの方がよくて、さらにフッ素の方が良いのか。
耐久性は ウレタン < シリコン < フッ素 で間違いないと思いますが、決してウレタンがだめなのではありません。ウレタンは基本の特徴として柔軟性があり、下地に対する密着が良いという長所があります。
私は外壁の素材によってはシリコンではなくウレタンを強力におススメする場合があるくらいです。
また、シリコン塗料よりも安価であることも無視できません。

シリコンの長所はウレタンより、やや汚れづらいという特徴があるのと、ネット情報に氾濫しているシリコンマジックにより、施主様の心理として「シリコン」で塗ってもらった安心感が得られるというところでしょうか。

先にも書きましたが、ひとくくりに「ウレタン」や「シリコン」「フッ素」というように性能や耐久性を限定的に断言できないですが。

ここでさらに塗料を分類して書き込むと長くなってしまうのでまたにしますが、「アクリル」にも長所があります。
一般にアクリル樹脂塗料は通気性が良いので、住宅の軒天井(屋根のひさしの裏側のスレート板)はアクリル樹脂塗料が向いている場合もあります。

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あおば塗工舎 代表取締役 宮本博史

おわり

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  住まいの塗装 あおば塗工舎
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posted by mjoy at 19:42| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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